桜の花が好きでいろんな桜の苗を作っていて、ご自分の山にたくさん植えている地元の方から河津桜の小枝をいただきました。
と言っても、これは河津桜の種から育てたいわゆる「実生の桜」。
一般的に、桜の木というのは元々の桜の枝を接木して育てるんですね。
そうすることにより、元の木と同じ桜になるのです。
河津桜は、大島桜と寒桜の自然交配種。 つまり偶然出来た桜なので、増やしていくために原木の桜から枝分けをしなくてはいけなかったのですね。
そう、河津町や南伊豆町の桜は、こうやって長い時間をかけて少しずつ増やしていったものなのです。
ところが、実生の桜というのは違うんですよ。・・・
実生の桜は、種から育てたもの。
種を拾ってきて植えれば良いので、簡単は簡単なのですが、、遺伝子の関係なのか、元の桜とは交配の具合が変わるのか、そうやって大きくなった桜は元の桜とは違うものになってしまう可能性がかなり高いそうです。
桜家にもこの実生の桜が何本か植えてあるので、その違いは分かります。
だから増やそうと思ったら、大変でも手間のかかる枝分けをするのですね。
いまや全国的に有名な河津桜祭りですが、ここまで育て上げるには地元の方たちはかなり苦労されたんだと思います。
で、このいただいた桜ですが、本来の桜よりピンク色は濃く開花の時期も1週間ほど早いとか。
それは良いんだけど、この桜をいただいた方いわく、
「花の大きさが少し小さいんだよねぇ。 あまり好きじゃないから今度切っちゃおうかと思ってるんだ。 場所も取るし…。」だって。
「そんなぁ、もったいないじゃないですか。」
という訳で、まだ小さな苗木は今度もらうことにしました。(^O^)/
昨日の白浜はほとんど波もなく、まるで湖のようでした。
海の表情って、その日によってかなり変わるんですよ。
割と波のコンディションの良い白浜ですが、さすがに昨日はサーファーは一人もいませんでしたねぇ。
風もなかったので、散歩するにはちょうど良いんですけど。(^^;)