只今の時間は午後10時半。外では風が強くなってきました。明日は一日雨みたいで。
さて、今日の下田、日中は曇りのち雨。
ちょっとした買い物があったので、雨が降る前にと下田まで自転車で行ってきました。
去年の9月以来、どうも両足の膝の具合がいまひとつなんですよね。
左足は正座をする時に違和感があり、右足は下り坂を歩いて降りる時にちょっとした痛みが。
なんですが、この間長男と下田の高校まで自転車で行ってからというもの、右足の膝の調子が良いんですよ。
普段、階段の上り下りとか外をウォーキングで歩いたりすることはあっても、自転車に乗ったのはかなり久しぶりだったので、いつもは使っていない筋肉をペダルを漕ぐことで使ったからなのか、たまたまそういうタイミングだったのかは分からないのですが。。。
さて、下田の街の中をあちこちと走っていたのですが、どうも自転車の後ろのタイヤがおかしい。
家を出てくる前に、後ろのタイヤの空気が抜けていたので、ちゃんと空気をパンパンに入れてきたのですが、もしかしてパンクか?と思って、急いで息子の自転車を買ったお店に。
お店のおじいちゃんに診てもらったら、タイヤの中のチューブからしっかり空気が抜けてた。
というか、おじいちゃん曰く、
「この自転車しばらく乗ってなかったでしょ? 空気が抜けた状態で放っておくとダメなんだよ。ほら、タイヤのゴムが劣化してるでしょ?」
「実は、2年ほど倉庫の中で眠ってました。。。」と私。
「やっぱりねぇ。タイヤはゴムだから、温度が高いところにずっと置いておくと痛むんだよ。それにこの自転車、ず~っとちゃんとご飯をもらってなかったんだ、可哀想に。」
「チューブはもうだめだけど、タイヤはまだあと少しは走れるよ。どうする?」
ということで、結局、チューブとタイヤを丸ごと替えてもらうことに。
「お父さん、じつはこの自転車、もう30年ぐらいになるんですよ。」と私が言うと、
「そうかい、まだまだ頑張れるから可愛いがってあげてな。」
タイヤの空気のことを「ご飯」って言ったり、「可愛いがって」とかいう言葉が出てきたり、このおじいちゃん、自転車のことが本当に好きなんだなぁ、というか自転車に対する「愛」を感じちゃいました。
ただ、先月、息子の自転車を買った時や、新しい自転車を引き取りに行った時に長い時間いろんな話をしたのに、わたしのことは全く覚えていなかったのは、まぁ「愛嬌」ということで。(笑)
ちなみに、この自転車やさん、広いお店じゃないんですけど、というか、結構小さなお店なんですけど、そのお店の中に古いものから新しいものまで自転車がびっしりと並んでて、そこらじゅうに交換した部品やら道具やらが埃をかぶったまま散乱してて、壁のポスターもかなり古いものばかり。
都会の今どきの立派な自転車を扱う店からしたら、ビックリするようなお店なんですけど、そのおじいちゃんが言ってた。
「もし自転車で遠出する場合、天城を越えて向こうへ行くなら三島へ行きな。天城の手前ならうちの店まで戻っておいで。」
「え? どういうことですか?」
「お兄ちゃんのこの自転車な、こんな細いタイヤとかチューブを置いている店は伊豆ではうちしかないから。」
そうなんです。私の自転車、タイヤがすっごく細いタイプで車体もすっごく軽いんですよ。
あまりにも細いタイヤだから普通の自転車やさんでは扱ってないらしい。
やっぱこのおじいちゃん、すごいわ!!
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