桜の花が好きでいろんな桜の苗を作っていて、ご自分の山にたくさん植えている地元の方から河津桜の小枝をいただきました。
と言っても、これは河津桜の種から育てたいわゆる「実生の桜」。
一般的に、桜の木というのは元々の桜の枝を接木して育てるんですね。
そうすることにより、元の木と同じ桜になるのです。
河津桜は、大島桜と寒桜の自然交配種。 つまり偶然出来た桜なので、増やしていくために原木の桜から枝分けをしなくてはいけなかったのですね。
そう、河津町や南伊豆町の桜は、こうやって長い時間をかけて少しずつ増やしていったものなのです。
ところが、実生の桜というのは違うんですよ。・・・