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2021/03/08 登呂遺跡とふじのくに地球環境史ミュージアム

今日の白浜は朝から雨。

おまけに冷たい北東の風だったので、寒い一日でした。

今の季節は、数日おきに天気が変わり、気温も変化するので体調管理が難しいですね。

さて、6日の土曜日に静岡市まで行ってきました。

お客様はいなかったし、仕事以外のことで私がず~~っと頭を悩ませていた件が落ち着いたので、気分転換を兼ねて、歴史が好きな長男のためもあって、ちょっとした博物館めぐりをしてきました。

2枚目の写真は、静岡市内から見えた富士山です。
事前の天気予報では、土曜日は雨とか曇りとか言われていたので期待していなかったのですが、少しだけ富士山が見れて嬉しかった。

博物館のひとつ目は「登呂遺跡」です。ずっと前から一度行ってみたかったところ。

初めに博物館の中へ。これが有名な竪穴式住居。

中に入ってみると、ほとんど当時と同じような造りになっていました。

遺跡から発掘されたものも展示されています。

博物館の屋上は展望台になっています。

写真のちょうど真ん中あたりに遺跡が写っているのですが、この場所が静岡市内のほぼ市街地にあるのが不思議な感じ。

というか、昔、人が住んでいた場所に今も人が住み続けているということなんですけどね。

で、写真は撮ってないんですけど、本当はここの右の方に富士山が見えるのですが、あの時間は雲に覆われてしまって、その姿を拝むことは出来ませんでした。

博物館を出て、復元された住居へ。真ん中の道の両脇は弥生時代には米を植えていたところで、現在もその季節には米作りが行われている様です。

展示してある竪穴式住居ですが、一番手前のものだけ(?)コンクリートで作られていました。

住居の中はこんな感じ。この家の造りは本当に当時の造り方なんでしょうか?

登呂遺跡は弥生時代の後期で、1世紀頃と言われているのですが、その当時にこういう家や高床式の倉庫を作る技術があったなんて、本当にすごいです。

さて、登呂遺跡の後は、そこから車で5分ちょっとのところにある「ふじのくに地球環境史ミュージアム」へ。これが、建物の外観です。実は、ここは以前は高校だったところで、学校再編統合で2013年に閉校した県立静岡南高校を改装して作られたんだそうです。

だから、入り口も学校の玄関、そのまんま。

玄関から入ったすぐのところ。

展示は、もとの教室を利用して、目的別に改装してあります。

教室にあった机がこんな風に変身しています。

このミュージアムは、その展示方法が「考えさせる展示」という点で、開館以来いくつもの賞をもらっているのですが、そういう視点で見ると、確かにただ見学するだけではなく、見学者にその意図を考えさせる作りになっているんですよね。

我が家の長男、何か感じてくれたかなぁ?

2つの博物館のHPへのリンクです。

静岡市立登呂博物館

ふじのくに地球環境史ミュージアム