自然の景色とは不思議なもので、これがいつも見ているあの海か?と思うことがしばしばあります。
今朝も子供達と歩いてきました。
昨日の夜の天気予報では、今日の白浜は「曇り」となっていたので期待はしていなかったのですが、いざ桜家から国道へ降りていくと、遠く水平線上に伊豆七島が見えました。
空に大きく広がる雲のはるか向こう、その雲の切れ間から降り注ぐ太陽の光が島々を幻想的に浮かび上がらせていました。
白浜には伊豆最古の宮と言われる「白浜神社」があります。
その歴史は古く、2,400年と言われているのですが、・・・
白浜神社の御祭神「三嶋大明神」は2,400年前、考安天皇の時代にはるか南方より黒潮に乗り伊豆に到着し、富士の大神様より伊豆半島の南東の土地を譲り受け、その後、伊豆の南に定住していた賀茂族の姫神・伊古奈比咩命(いこなひめのみこと)を后として迎え、白浜に宮を造り住まわれたそうです。
その後、三嶋大明神は富士の大神様に許しをいただき、島造りを始め、7日間で10の島を造り上げたとされています。
つまり、白浜から海の向こうに見える島々はその時に造られた島だということですね。
そう、あれはまさに「神々の島」であり、そういうことを考えながら海に浮かぶ島々を見ると、いつもとは違った風景に見えるのです。
<参考リンク> 伊豆・白濱神社