これは海の近くの小学校らしく、朝から海へ行き、岩場で貝採りをしたり、その貝を入れた味噌汁を作ったりして、自分達の故郷の海に親しむというもの。
心配されたお天気も、今日はほとんど一日晴れてくれて、光里はまっかに日焼けして帰ってきましたよ。
さて、この写真は、昨日の日曜日に光里と勇輝を連れて下田港の遊覧船に乗りに行った時のものです。
この船に乗るのが幼稚園以来2回目の光里と初めての勇輝でしたが、大満足の二人でした。
その訳は・・・
この遊覧船「黒船・サスケハナ」は、下田港内を20分かけて遊覧するもので、午前9時10分からだいたい30分または40分間隔で運行されています。
料金は大人1,000円、小人500円。
船は2階建てになっていて、1階は上記の通常料金で乗れるのですが、せっかくだからということで、今回は2階の特別展望室(別料金:大人400円 小人200円)に乗せてあげることにしました。
さすがに特別というだけあって、眺めが良くて、座り心地の良い椅子が用意されていたのですが、それ以上に勇輝が気に入ったもの、それは・・・
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実は、この特別室には前部の操舵席の手前に「操舵輪・舵(かじ)」が用意されていて、子供たちが自由に使えるようになっているのです。
もちろんこれは本物ではありませんが、乗り物大好きの勇輝には十分。
実際に、船を運航している船の係りの人を目の前にしながら、船を運転(?)している気分を味わえるので、勇輝はもう大興奮!
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しかも、すぐそばにかっこいい帽子まで用意されちゃっているんですよ。 にくい演出ですねぇ♪
ただ、勇輝は帽子を嫌がったので、かぶったところの写真は撮れませんでしたが。(^^ゞ
さて、この遊覧船では、勇輝とは別に光里が喜んだものがあります。
それは・・・
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船の2階の後ろの部分には、屋根付きのデッキがあって、船が運航している間、気持ち良い風を受けながら景色を眺めることが出来るようになっています。
また、ここにはデッキの両脇に大きな双眼鏡が設置されていました。
私はてっきり100円ぐらい入れて見るのかな?と思ったら、なんと無料ではないですか! さすがぁ!
船が出港してしばらくは船の中や外を見て回ったりしていましたが、そのデッキの一番後ろで光里が楽しみにしていたことを始めました。
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これは何をしていると思いますか?
実は、秋から春の間だけ、港にいるカモメやトンビ達がえさを求めてこの遊覧船に集まってくるんですよ。
そう、その鳥たちにえさをあげることができるんです。
船に乗る前に、係りの人が、
「GW辺りから鳥たちがあまり寄って来なくなっちゃったんですよ。」
と言っていたので、今回はあまり期待していなかったのですが、よっぽどお腹が空いていたのか、少しずつ鳥たちが集まってきたのです。
売店で100円で買ったえさを手に取り、海に向かって投げると、空を飛んでいた鳥たちが一斉に水面に急降下して、サッとえさを取るんですね。
それが気に入った光里は、2つ目のえさを買ってきて、今度はしばらく手に持っていたのですが、飛んできたトンビに向かってひょいと投げたんです。
そうしたら、なんと、そのえさを上手にキャッチするんですよ。
「すご~い、すご~い!」
と、光里は大感激!
結局、私もその様子を見たり写真を撮ったりしているうちに、すっかり港の風景を見るのを忘れていました。(^^ゞ
後から話を聞くと、春以降は鳥たちが産卵の時期を迎えるため、船に寄ってこなくなるそうなので、1年中出来る訳ではないそうです。
逆に、秋から春のシーズン中には、ものすごい数のカモメやトンビが寄ってくることもあるので、手に持ったえさを直接くちばしや爪のとがった手で取りに来ることもあり、怪我をすることもあるそうです。
「あぁ、それでえさを売っているところに軍手が用意されていたのかぁ。」
とにもかくにも、大満足の光里と勇輝だったのですが、遊覧を終え、乗り場に近づいてきたので、
と言ったら、
「まだ降りないもん! もっと乗る~!」
と大騒ぎを始めた勇輝。
よっぽど楽しかったんでしょうね。
で、見かねた光里が勇輝を抱っこして連れて行ったのでした。
今度は石廊崎の遊覧船に乗せてあげようかな♪
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ちなみに、この船の名前である「SUSUQUEHANNA・サスケハナ」は、江戸末期にアメリカから黒船が来た時にペリー提督が乗っていたアメリカ海軍の旗艦の名前だそうで、ペンシルベニア州の川の名前から取ったものだそうです。
で、この言葉は、アメリカの先住民の言葉で「広く深い川」という意味だそうですよ。
<参考リンク>
下田港遊覧船・伊豆クルーズの公式HP