今日も温かかった白浜ですが、今朝から西風が強い一日でした。
西高東低の冬型の気圧配置が戻ってきて、北からの冷たい風が吹き、日本海側や北海道では、かなりの雪が降ったみたいですが、日本列島に北風が吹く時は伊豆半島では西風が強くなります。
西風が強い日にはご覧のように「風待ち船」が白浜海岸の沖合いに停泊します。
ここは白浜神社裏の海岸。 真ん中の岩の向こうの海が白っぽくなっているのがお分かりになりますか?・・・
白っぽくなっているのは、海に吹きつける強い西風が白波を立てているんですね。
で、この場所に立っていると、その強風によって海岸の南側から砂が飛ばされてくるので、目に入らないように手で顔を覆いたくなります。
でも、そんな西風のおかげでしょうか、この辺りの砂もだいぶ戻ってきています。
というのも、実は、毎年秋頃から吹く北東の風がこの辺りの砂を南の方、つまり砂浜の反対側にに飛ばしてしまい、ここの波打ち際では岩が露出したりするのですが、冬の間の西風が今度は逆に砂を元に戻してくれるんですね。
自然って良く出来ているなぁ、と感心しました。