今日は若女将が経理の仕事をするというので、一日勇輝と過ごすことになっていたのですが、朝起きてみると雨ではないですか。
昨日の天気予報でもそうなっていたので、まぁ予想していた通りなんですが、かといって一日中桜家にこもっていてもしょうがないので、とりあえず車で出かけることにしました。
今日の白浜の海は雨ということもあり、砂浜には人影はなく、ただサーファーが数人海に入っているだけでしたよ。
さて、とにかく南に向かって走り出すとするか。・・・
国道が石廊崎と下賀茂に分かれているところに広~い畑があって、実はここは毎年2月初旬から「みなみの桜と菜の花まつり」が行われるところで、その時期にはあたり一面が菜の花畑に変身するんですね。
ひょっとしたらもう咲いているかも、と思い、畑に行ってみると、やっぱりありましたよ。
小雨が降る中、寂しそうに立っている菜の花です。
まだまだ咲きはじめなので6畳ぐらいの広さに2,3本でしたけど。
下賀茂の町の中を通り抜け、途中から南へ山の中を抜ける「走雲峡ライン」を通り、石廊崎から更に先へ行ったところの「奥石廊崎」までやってきました。
「あいあい岬ドライブイン」の駐車場に車を停め、そこから撮った伊豆半島南端の海です。
切り立つ山々が海のすぐ近くまで迫寄っているその光景は荒々しくありながらも、雄大な景色です。
晴れていれば、ここから見える海の色は最高に綺麗なのですが、今日は本当に残念。
実は、勇輝君、先ほどの菜の花畑のあと車のチャイルドシートの上で眠ってしまっていたのですが、この駐車場で車の中に勇輝を残したまま、ドライブインでコーヒーを買おうと外に出たのですが、10分ほどして戻ってきたら、シートの上で大泣きしてました。
気持ち良さそうに寝ていたので、まさか起きるとは思わず、そのまま寝かしておいたんですけどねぇ。
ちょうどいいので、さっき下賀茂のコンビニで買ったパンを取り出しておやつの時間にしました。
さて、奥石廊崎から更に先に進んで入間の海岸まで行ってきたのですが、やっぱり雨だと海を見ても面白くないし、遠くまで行くと帰りが遅くなるので引き返すことに。
ここは南伊豆でも温泉で有名なところなのですが、やはり町のいたるところに温泉のやぐらが立っていて、モクモクと湯煙が立ち昇っていました。
実は、伊豆半島でもこんな湯煙の見れるところってあまりないんですよねぇ。
東海岸なら「熱川」が一番!
あそこで見る湯煙の光景は昔懐かしい情緒あふれる温泉街のイメージがピッタリ。
見ているだけでワクワクします。
西伊豆だと、ウ~ン、湯煙の見れるところってあったっけ?
中伊豆も、あれ?思いつかないなぁ。
ちょうどここへ来る前に雨が上がり、西の空には時々太陽が顔を出すようになって来ました。
桜家を12時ごろに出て、ここへ着いたのが3時頃。
ちょっとお腹が空いたので、コンビニでカップラーメンを買って、浜で食べることにしました。
ここで今日初めて勇輝君の登場です。
誰もいない砂浜で、夕日を背にラーメンを食べる勇輝。
普段はあまり麺類を食べない勇輝ですが、今日はお腹が空いてたのかな。 私が食べてる途中で取られてしまい、残りを全部食べちゃいました。
ところが、
ちょうどラーメンを食べている時に、若女将から電話が。
「光里が学校が終わったって。」
ありゃぁ、いつもよりちょっと早いなぁ。
「30分で戻るから、そこで待ってて。」
光里が白浜の「浜の店」というコンビニから電話をかけてきたというので、こっちからお店にかけなおして、光里にそう伝え、急いで帰ることにしました。
この写真は、その帰る途中で撮ったもの。
急いではいたのですが、紅葉が綺麗だったので、おもわず車を停めてパチリ。
今日は下田から南伊豆をぐるっと回ってきたのですが、どこもかしこも紅葉が真っ盛り。
この時期の南伊豆のドライブもそんな景色を楽しみながら走ると結構楽しいものですね。
特に今日みたいな曇りの時の方が実は色づいた木々が目に鮮やかなんですよ。
光里を迎えに行って、いよいよ今日のゴール「尾が崎ウィング」までやってきました。
ちょうど太陽が西の空に沈む時間だったのですが、う~ん、空に雲があまりなかったので、いまいち良い写真は撮れなかった。
というわけで、今日の勇輝君との半日ドライブは終了。
それにしても、勇輝は車に乗るのが大好き。 それになんと言っても「乗り物」が大好き。
ドライブをしながら、反対車線を走ってくるいろんな車に、
「あっ、タンクローリーだ!」
「みて!ピーポーとショベルカー!」
起きてる間中、それはそれはにぎやかでしたよ。
そして夜。
「きょうはブーブーいっぱいのったねぇ。 コンクリートミキサーしゃもあったねぇ。」
と、お風呂の中でもそう言ってました。
どうやら大満足だったようです。
よかったね、勇輝。(^_-)-☆