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「大変! 外がすごくきれいだよ!」
今朝は、若女将のこの声に起こされた。
「えっ、今何時?」
時計を見ると6時40分。 そうか、日の出の時間だもんなぁ・・・。
「えっ? 日の出?」
あわてて飛び起きて窓から外を見ると、東の空がピンク色に染まっていました。
「すごい・・・、写真、撮らなきゃ。」
急いでカメラを手にして、外へ飛び出す。
今朝の白浜の空は、今まで見たことがないほど、それはそれは美しい光景でした。・・・
今まさに昇ろうとする太陽が、雲をド派手な(?)ピンク色に染め上げ、空の濃いブルーの色との見事なまでのコントラスト。
「よし、海まで行って写真を撮るぞ。」
部屋に戻って車の鍵を手に取り、着替えもせずに海へと車を走らせる。
ところが、その間、1分ぐらいだったのに 、もう空の色が変わってきていた。
「もうちょっと待ってくれぇ。 せめて写真を撮るまでは!」
白浜中央海岸に着き、急いでカメラを向けたその時、今まさに太陽が昇ろうとしていた。
真っ赤に燃えた日の光が、水平線に七つの島々を浮かび上がらせる。
でも、残念ながら今日の日の出はここまで。
利島の影をくっきりと描いた太陽は、そのまますぐ真上の雲の中に消えていってしまいました。(T_T)
それにしても、「自然」というのは本当の芸術家ですよね。
ただし、きまぐれな芸術家、というか、いじわるな芸術家だな。
もっとこのすばらしい光景を見ていたかったのに。(^^;)