昨日はお天気も良くて、晴れていたのに、一夜明けた白浜は朝から曇り。
しかも、風向きが変わり、昨日までは南西の風でしたが、今日は「ならいの風(北東の風)」がかなり強くて、気温も下がり、肌寒い感じさえしました。
昼間、海の様子を見に行ってきたのですが、さすがにこのお天気ですので、人は少なかったです。
ところで、昨日、桜家のブログの英語版にコメントがありました。
なんでも、その人の父親が26日に白浜で青いクラゲにやられたとか。
白浜海岸には基本的にクラゲはいないのですが、いないクラゲというのは、湘南や千葉県の海で一般的によく見られる「水クラゲ」です。
「青いクラゲ」というのは、恐らく「カツオノエボシ」ではないかと考えられます。
先日このブログでも書きましたが、今月の半ば頃に、伊豆半島だけでなく、湘南でも確認をされているカツオノエボシは、生物学的にはクラゲではないようですが、見た目は似ているし、同じように触手を触ると刺されるので、クラゲと同じような扱いをする人もいるようです。
ただ、クラゲと違うのは、例えば、沖縄で見られる「ハブクラゲに刺された場合は、お酢で処理をしますが、カツオノエボシは、真水やお酢をかけたりしてはいけないそうです。
間違えて、お酢をかけたりすると逆に毒が体に回りやすいとか。
それと、カツオノエボシの毒は水クラゲに比べてかなり強烈で、刺されると電気ショックを受けたような激しい痛みに襲われるとか。
さらに、浜辺に打ち上げられている死んだ個体を触っても毒にやられるそうですので、見つけても絶対に素手で触ったりしないようにしましょう。
ただ、今回のカツオノエボシは南西の風で流されてきたと聞いていますので、今日の北東の風でどこかへ行ってしまったかもしれませんね
ただし、これはあくまで私の推測ですし、そもそも、カツオノエボシが本当に白浜の海にいたのかも未確認ですので、今日のお話は、ご参考まで、ということで。