来たる2月10日(金)より千葉県館山市と伊豆大島、そして伊豆の下田を結ぶ航路が期間限定で実施されることになりました。
これは、大島の椿まつりと河津・南伊豆の桜まつりに合わせて行われるもので、使われる船はご覧の「ジェットフォイル」。
このジェットフォイルは、もともとアメリカの航空機メーカー「ボーイング」社が15年の歳月をかけて開発されたものを現在は川崎重工がその製造と販売の権利を持っています。
その大きな特徴は、エンジンと船体に取り付けられた「翼」にあります。(1枚目の写真・船の先頭部分)
エンジンは、航空機用のガスタービンで、停泊している時は船体は海の上に浮かんでいるのですが、出港した後、ウォータージェット噴流により速度を上げるにつれ、海中の翼が船体を持ち上げ、いわゆる海上(空中)飛行をするというもの。 つまり「海のジェット機」なのです。(2枚目の写真)
海面ではなく、空中を飛ぶ格好になりますから、荒れた海でも安定した航行が可能で、船酔いにはならないとか。
しかも、その速度は時速83Kmということですから、下田・伊豆大島間をたったの45分、館山まで行っても105分ですから車でとことこ走っていくことを考えればめちゃくちゃ速い訳です。
・・・と言いながら、実は私は乗ったことがありません。(この写真は、以前下田の港で撮影したものです。)
でも、いつか乗ってみたいなぁ、子供たちを連れて。
でもでも、あれれ?大島までの日帰りは出来ないのかな・・・?
運行期間~2月8日(金)から3月14日(火) *水曜日は休み
料金~(例)下田・大島 2,600円