ここは、下田市の玄関口、「尾が崎ウィング」の近くです。
ここには”南国下田”らしく国道沿いにフェニックスの木が植えてあり、白浜でも私の好きな場所の一つです。
というのも、私は九州の宮崎の生まれなのですが、宮崎では市内やその近辺の至るところ(市街地の目抜き通り、市内を流れる大淀川沿い、空港から市内に行くバイパス、そして有名な日南海岸など)にフェニックスやヤシの木がそれはもうたくさん植えてあり、南国の雰囲気を演出しています。
宮崎と言えば、昭和の30年代頃は「新婚旅行のメッカ」と言われ、全国から数多くの新婚さんが訪れたと聞いています。
もともと宮崎にはこうしたフェニックスやヤシの木はなかったはずなのですが…。
ずっと以前、何かの話で、当時のバス会社「宮崎交通」の社長さんが「これからは観光の時代だ。宮崎の発展のために…。」ということで、一大観光地にするべく奔走された、と聞いています。
恐らくその事業の中の一環として、この木の植栽もあったのでしょう。
ですから、私が物心ついた時には、宮崎にはそういう木が植えてあって当然、みたいな環境になっていて、そういう場所で育ったんです。
今でも時々テレビなどでそういう風景が写ると、とても懐かしく見入ってしまいます。
で、私は約12年前に白浜に引っ越してきたのですが、写真をご覧の通り、下田市内にも所々フェニックスなどの木が植えてあり、特に海沿いに植えてあるところをみると何だかとても嬉しくなるんですね。
だから、私はこの土地が大好きなんです♪