さて、これは何の花か皆さんご存知ですか?
と言っても簡単ですね。
答えは「アロエ」です。
アロエの花はひとつひとつが約4センチほど。 その小さな花がたくさん集まって、あのとんがり帽子を形成しています。
この花、実はとっても美味しいんですよ。
この小さな花を摘み取って、手のひらの上で逆さにして振ります。 すると中からまるで水のような透明の液体が出るんですね。
で、これを舐めてみると「甘~~い!」んです。 これがアロエの”蜜”なんですね。
だから、この花をいくつかまとめててんぷらにするとほんのりした甘さがあって美味しいんです。
機会がありましたら、是非一度お試しあれ。
さて、今、白浜海岸の板戸地区で行われている「アロエの花まつり」。 そのイベントの期間も残すところあと1週間となりました。
アロエの花は、そのとんがり帽子の下のほうから順番に咲いていきます。 そして咲いた花から順に枯れていくんですね。 ですから、今の時期のアロエは上のほうにだけ花が残っているものが多くなります。
また、その緑色の葉の部分も11月の終わり頃は青々としていたものが、この時期になるとすこし茶色がかってきます。
数年前から、アロエの花まつり会場では写真愛好家の方を多く見かけるようになりましたが、このアロエの写真を撮るなら、その花や葉の状態から12月半ば頃から1月初旬までが一番いいのではと思います。
来期のご参考になさってください。
ちなみに、あまりたいした写真ではありませんが、私の撮ったアロエの写真をご覧ください。
では。