「勇輝、ブーブー行くよ。」
ブーブーと言ったら車に乗って出かけることだと、もうしっかり分かっている勇輝君。 スクッと立ってドアに向かってまっしぐら。
今日は、学校にいる光里お姉ちゃんから電話があって、「帰りに友達のところへ遊びに行きたいから、荷物を取りに来て。」とのこと。
本来は、一度家に戻ってから荷物を置いて遊びに行くのが当たり前のことなんですが、うちの場合、学校から帰るのに、子どもの足で歩いて40分ぐらいかかるんですね。 しかも、家の近くには女の子の友達がいません。 だから、放課後、友達の家に遊びに行ける時は、私達が荷物を取りに行ってあげて、子どもはそのまま遊びに行くのです。
さて、学校に着いた勇輝君。 校門の前の階段を上ると、目の前の校庭のその広さにビックリ! とたんに嬉しくなって歩き出しました・・・