この花は、「立浪草(たつなみそう)」といって、その高さは15センチから20センチほど。
一本に小さな花がたくさん咲くのですが、その花の姿が打ち寄せる波に似ているため、この名前がつけられたそうです。
とってもかわいらしい花なのですが、以外なのはこの花の花言葉は「命捧げます」なんだとか。
どうしてこの花からそういう言葉が出てくるのか理解に苦しむのですが、花言葉は元々ギリシャ・ローマの神話時代から始まっているものだそうで、地域や伝説、言い伝え、宗教などから引用されているので、その国によっても違うらしい。
下田で咲く花で面白いのは、水仙は「自己愛」、あじさいは「移り気」「心変わり」、そしてアロエは「復活」なんですね。
あじさいは花の色が日にちを追う毎に変わっていくからでしょうし、アロエは「医者要らず」とも言われているから納得。
では、水仙はどうして? と思いませんか。
水仙の学名は「Narcissus(ナルシッサス)」と言って、水に映る自分の姿に恋したギリシャ神話の「ナルシス」からきていて、「ナルシスト」の語源になっているというのは有名な話ですね。・・・