ずっと前、と言っても去年の3月ですが、このブログで紹介したことがあります。
伊豆半島ははるか昔の約3000万年前に作られたそうで、その頃は今よりも1000キロメートルも南、現在の硫黄島辺りにあった海底火山だったとか。
それが火山の噴火の繰り返しにより溶岩が堆積し、徐々にその姿を海面に現わしつつ、フィリピン海プレートに乗って北へ移動。
そして、100万年から50万年前に日本列島と合体したそうです。
で、私達の住む白浜は「白浜層群」と呼ばれる地層に位置していて、その年代は1000万年から200万年前に属していて、その頃はまだ浅い海だった時代で、この層には当時の貝殻やサンゴなどの化石がたくさん含まれているとか。・・・
今朝も子供たちと歩いてきたのですが、ちょうど白浜神社の裏手の岩の上を歩いている時にそのことを思い出し、化石の写真を撮ってきたのでした。
くっきりと貝の形が分かりますよね。
この場所は海のすぐ近くなので、その昔は海の中だったと言っても驚きはしませんが、この地層は伊豆半島のかなり高いところまでその範囲になるので、標高の高い場所でも同じような化石を見ることが出来るそうですよ。
さて、今朝の白浜の海はご覧の通り、かなり水の透明度が高かったです。
波も割りと穏やかでしたので、シュノーケリングには良い条件だったかも。
本当は今週行きたかったのですが、いろいろと都合がつかず、やっぱりダメみたい。
海の目の前に住んでいるのにねぇ。