毎年そうなんでしょうけど、一旦梅雨に入ったら、毎日毎日ジメジメとした日が続く、という印象があるんですけど、でも、梅雨の晴れ間、というのもあったんですよね。

今日の白浜は朝から最高のお天気！

桜家から見える海があまりにもきれいだったので、仕事の手を休めて海の様子を見に行ってきました。

砂浜に行ってみると、ほぼ一週間ぶりの青空の下、海がキラキラと輝き、めちゃくちゃきれい！　何度見ても、いつ見ても飽きない白浜の海です。

「あぁ、あの海に飛び込みたい！」

そんな衝動に駆られます。　実際にはまだ海の水は冷たいんですけどね。

ところで、今日驚いたのは海の色だけではなく・・・

　

　

「あれっ？気のせいかな？」

この間、このブログで「サンドスキーが出来るかも。」と書いた砂の斜面がなだらかになってるんです。

いや、海に向かって右側の下田寄りの方はまだそうでもないですけど、左側は明らかに変化しています。

しかも、あんなに下のほうに見えていた波打ち際も、なんだかすぐそこみたいな感じもするし。

これって、海から砂が戻ってきているのかな、やっぱり。

う～ん、確かにそれももちろんあると思いますよ。　波打ち際に砂が戻ってきているおかげで段差がなくなってきているのかもしれませんが、でも、すぐ近くに見えるのには別の理由もあるみたいです。

実は、今日は「西南西の風」だったのです。

西南西というと、白浜海岸では山の方から海にかけて吹く、ということで、つまり高く積みあがった砂がその風で海の方に運ばれているんですね。

実際、私が写真を撮っている時も、足元では風によって砂が海へと飛ばされていました。

風の向きって面白いもので、秋には北東の風が吹く日が多く、これが「ならいの風」といって、海岸の砂を国道の方に吹き飛ばしてしまう風なんですね。

ところが、冬になると、日本列島付近は西高東低の冬型の気圧配置に覆われますが、その頃に冬将軍が北から来ようものなら、伊豆半島では西風が吹くことが多いんですね。
この時、西伊豆や石廊崎では台風並みの強風が吹くこともあります。

で、そんな時には「風待ち船」が白浜沖に現れるんですね。

私はお客様が遊びに来られる時期は毎日毎日、しかも一日に何度も天気予報を見ているのですが、今の時期は、天気が悪い時は北東の風、でも天気の良い時は西南西の風なんですよね、つい最近気が付いちゃいました。

ところで、今年は４月頃から、５月、６月と、なんだか晴れた日が少ないと思いませんか？

例年なら、５月なんか、晴天の日が続いたりするのに、２、３日周期でめまぐるしく天気が変わっていましたよね。
（おかげで、いつもいつも天気には悩まされていました。）

つまり、本当なら冬の間「ならいの風」で飛ばされた砂が、春以降には逆の風で海の方へ戻るはずだったのに、今年はどうもその「風」があまり吹かず、砂が戻れなかったのではないかと思うのです。

というわけで、つい今しがたも天気予報をチェックしました。

なんと向こう１週間は「晴れ」予報ですよ！

田植えのシーズンなので、お百姓さんには申し訳ないのですが、これでまた西南西の風が砂を元に戻してくれるといいなぁ。

さて、明日はほぼ満室に近いお客様がいらっしゃいます。

たぶん、皆さん、泳ぎに行っちゃうでしょうねぇ。　いいなぁ、気持ちいいだろうなぁ。。。。(^O^)/

＜追記＞

なんだか今日は気象予報士みたいなことを書きましたが、私は素人ですので、あくまで推量の範囲を越えておりません。　あしからず・・・。m(_ _)m

そうそう、今日のタイトル「西南西に進路を取れ！」って、あんまりブログの内容とは合っていません。　ただ、「西南西」と書きたかっただけです。(o^-‘)b ｸﾞｯ!

　

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