昨日は、天気も良かったし、春休みになって時間をもてあましている朱里と光里と南伊豆のタライ岬に行ってきました。 もちろん勇輝もいっしょに。
そこには遊歩道があって、下田市側の田牛から南伊豆町の弓ヶ浜まで歩いていけるのですが、実は下田に13年も住んでいながら一度も歩いていったことがなかったのです。
(いえ、まったくの初めてではないのです。 途中まで入ったことがあったのですが。)
さて、桜家から車で走ること約20分。 田牛から細い道を少し入ったところの駐車場に車を停めて歩き出すと、すぐにご覧のような両側をウバメガシに囲まれた道を進みます。 (これ、あの”トトロ”に出てくるような道です。 うっそうと茂った木々の間を歩くのは気持ちいい!)
このウバメガシですが、これは沿岸地域の急傾斜地に生えていて、乾燥や潮風に強く、ここ下田でもいたるところで見られます。
この間行って来た三穂が崎の先端の方でもたくさん見かけましたが、よくもまあこんなところに生えているもんだ、というほどの急な崖のような所にも生えているのでビックリします。・・・
勇輝もいっしょなのでここでひと休み。
ここからは目の前に「遠国島」とその向こうに「三ヶ月の大洞」が見えます。
下田に限らず伊豆ではいたるところで洞窟を見かけますが、ここから見えるあの半月状の洞窟はかなり大きいみたい。
写真では分かりにくいですが、たぶん、2階建ての家がすっぽり入るぐらいだと思います。
(朱里はここで携帯で写真を撮り、家で留守番をしているお母さんにメールで送っていました。 そしたら、すぐに返事が来たので朱里も喜んでいたっけ。)
さてさて、今回の遊歩道のハイライト「タライ岬」までやってきました。
タライって「盥」って書くんですね。 こんな漢字始めてみました。
それはいいのですが、ここに来るまではほとんどなかったのに、ここに着いたとたん、目の前からものすごい風が吹いているではありませんか。
あやうく勇輝が飛ばされそうになって、光里があわてて押さえてました。(^^;)
(写真では、勇輝が風に飛ばされないようにベンチにしがみついているところ。)
この4枚目の写真、子供たちの髪の毛が逆立っているのがお分かりになりますでしょうか?
台風並みの風なのでびっくり!
ところで、子供たちの後ろにはここから見える景色(ほぼ360度のパノラマです)を絵にして説明してありました。
本来なら、ここからは伊豆大島をはじめとする伊豆七島から須崎半島までが見渡せるはずなんですが、今日はあいにく霞がかかっていてほとんど見えず。
この岬から海に向かって右側を見ると、遠くに白い砂浜の弓ヶ浜が見えます。
(小さく写っているのは光里です。)
さて、本当ならあの弓ヶ浜まで歩いていって、また駐車場まで戻ってくるつもりでしたが、あまりの風の強さに今回は断念しました。
この遊歩道、田牛の入り口から弓ヶ浜までは片道約2,9キロだそうですが、実際に歩いてみるとそれほど急な坂道があるわけでもないので意外と歩きやすく、子供の足でも十分歩ける距離ですね。
帰りは勇輝もほとんど自分の足で歩いて帰れたし。
(勇輝はこのところ足がしっかりしてきて脚力もついたみたいだなぁ。でこぼこの坂道も平気なんですよ。)
今回は途中で引き返してきたし、伊豆七島も見えなかったので、今度は、もっと天気の良い時に行ってみようかな♪