この言葉は、今はもう他界された私の大叔母が教えてくれたものです。
その大叔母は生前、宮崎で茶道の裏千家の支部長(だったかな?)をされていた方なのですが、10年以上も前のちょうど今頃、私が車を運転して、当時80歳を過ぎていた大叔母と二人で菜の花を見に行った時のこと。
その日はあいにくの雨だったのです。
「今日は雨で残念でしたね。」と私が言うと、
「あら、雨もいいものよ。」と言って、車の中から菜の花を眺めながら、この言葉を教えてくれたのでした。・・・
今日の白浜は、昨日からの雨が午前中もまだ激しく降っていて、おまけに風もかなり強かったので、まるで嵐のようでした。
その雨がお昼を過ぎた頃から次第に小雨に変わり、さて玄関の掃き掃除をしようと表に出て、ふと河津桜の木が目に留まりました。
葉の影で揺れる少しだけ赤みを帯びたサクランボ。
そして、サクランボを見守るかのように風に揺れる桜の葉。
雨の露に濡れた桜の葉は、曇り空の下にあってもなお輝きを放ち、それはそれは鮮やかなグリーン色でした。
まるで雨がくれた贈り物のように。。。。
とは言え、「風流なり」と言えるのも、午前中の激しい雨が止んだ後のこと。
せっかく遠くから来られて昨晩桜家に泊まられたお客様は、その雨のせいで海で遊ぶことも出来ず、真っ青できれいな”あの白浜の海”を見ていただくことも出来ず。
どうして雨なんだよぉ、と残念で仕方なく、本当に申し訳なく思っています。
さて、2枚目の写真は今日の白浜海岸です。
小雨の振る中を走っている女の子たち。
どうやらライフセービングの合宿(?)をやっているみたいでした。
ウェットスーツを着ているので、雨は関係ないのでしょうけど、こんな天気の中ご苦労様です。(^O^)/