庭に植えてある河津桜も小さな実をつけ、新しい葉っぱと一緒に雨に濡れていました。
空からの雨が葉の上に降り、たまった水が雫となってポタリと落ちる。
普段はあまり気がつかない水の雫、こんな本当に小さな水滴になんだか愛おしさを感じます。
こんな日は、お茶の裏千家の宮崎県支部長をしていた、私の父の叔母になる人に、もう10年以上も前に会ったときのことを思い出します。
二人で出かけようとしていたその日はあいにくの雨。
私が「せっかくなのに雨で残念ですね。」と言うと、
「晴れている時も良いけど、雨もまた風流なものです。」
小さな池を窓越しに見ながら叔母がそう言っていたことを覚えています。
その頃はただ、そうかもなぁ、とただ聞いていただけでしたが、最近はなんとなく分かるような気がします。
雨も良いものですよね。
この写真は、まだ雨が降る前に撮ったものです。
車が大好きな勇輝君。 お姉ちゃんにおもちゃの車を押してもらって超ご機嫌!
子供の笑い声、そして笑顔って本当にいいですね。