今日の伊豆新聞によると、お隣の河津町で行われている「河津桜まつり」の会場の桜が見頃を迎え、町ではようやく「見頃宣言」が出されたとのことでした。
25日は、今季最高の人出で一日に約6万5千人もの来遊客があったとか。
例年、100万人以上の集客を誇るこの桜まつりですが、今年は開花が遅れていたのでちょっと厳しいかもしれませんね。
ところで、この桜ちょっと色が濃いと思いませんか?・・・
以前にもこのブログで書きましたが、桜家の周りには何本かの河津桜が植えてあるのですが、その中の1本を除いてはすべて「実生の桜」なんです。
私達が白浜に来た頃、桜まつりを見に行き、どうしても庭にこの桜が欲しいといろいろと探したのですが、なかなか手に入らなかったのです。 その当時は、今ほど河津桜の苗が出回っていなかったんですね。 今は、どこでも簡単に買えますけど。
で、仕方がないので、種を拾ってきて庭に植えたのですが、だいたい桜の苗というものは接木をしてあるものなので、どれも同じような色の花が咲くのですが、実生の場合、DNAの関係なのでしょうか、本来の桜に戻ってしまう場合があるそうです。
河津桜は、もともと大島桜と早咲きの寒桜との自然交配種だと言われていますので、上の写真の木はそのどちらかに近くなったため、現在の河津桜よりずっと濃い色をしています。
一方、2枚目の写真の方は、ソメイヨシノに近い薄いピンク色をしています。
面白いですよね。
さて、桜家の桜も満開を迎えました。
家の周りがとても華やかになって嬉しい限りです♪