まだ夢の中にいた私、遠くから朱里の声がした。
何で6時半に起こされるんだ? 何かあったっけ?
その間恐らく5秒ほどだったでしょうか。
「しまった、寝過ごした! 今6時半か? 弁当は後で学校に持っていくから!」
そうなんです、今朝は案の定、寝坊してしまったのでした・・・
昨晩寝たのは午前1時半、まさか心配していたとおりになるとは・・・
弁当は後でもいいが、その前に7時には家を出る子供たちに食事をさせなくては。
慌てて飛び起きた私、大急ぎで朝ご飯の用意。
いつもは起こされる朱里も今日はいやな予感がしたのでしょうか、「何か下(キッチンのこと)から音がしないからおかしいなぁ、と思って起きたんだ。」
と、今朝は自分で目が覚めたらしい。
何とか子供たちに朝ご飯を食べさせた後、お弁当の用意をしようとしたところで、ふと外を見ると真っ赤な朝日が昇るところでした。
8時過ぎに弁当を持って学校へ。 学校では子供たちが選抜マラソンの練習をしているところでした。
今日は、遠足とかでなくて良かった。 とにかく学校に弁当を持っていけば良かったから・・・。
ところで、昨日から寝込んでいる若女将。 今日は昨日よりは少しは良い様子だが、今度は私のほうが何だかおかしい。
いろいろとやることがたくさんあるんだけど、参ったなぁ・・・。