海からの風が強いと、客室の掃除をする時に窓をあまり開けられないので、換気ができなくて困るんですよね。
で、掃除が終わったので歩いてこようかなと思ったのですが、寒いのは全然かまわないんですけど、風が強いのはねぇ。。。
でも、明日は雨の予報で歩けそうにないので、やっぱり行ってきました。
歩き始めた時は雲っていて、海の色もグレーで良い写真が撮れそうにないので、何か別の被写体を、と見ながら歩いていたら足元に小さな花たちを見つけました。
真ん中に映っているのが「オオイヌノフグリ」。
これはヨーロッパ辺りからの外来種だそうで、日本の在来種である「イヌノフグリ」はもっと花が小さくて、3分の1ぐらいしかないためなかなか見つけられないとか。
ところで、「いぬのふぐり」の意味は知ってますか?
この花の果実の形が雄犬の陰嚢に似ているからだそうで、牧野富太郎という植物学者が命名したものだそうです。
文久2年に今の高知県に生まれたこの人、昭和32年に亡くなるまで、その命名した植物の数はなんと2500種にも及ぶとか。
生涯を植物にささげた人らしいです。
さて、国道の脇にしゃがんで写真を撮っていたら、青空が戻ってきてくれたので、外浦海岸からの帰りに晴れた空の下で海の写真を撮って戻ってきました、とさ。