そのついでに神社の裏の海の様子を見に行こうと思い、駐車場に車を置いて歩いて行ったのですが、駐車場から海へと続く細い道に何やらゴミのようなものが。
この前の台風で波がここまで来たのかなぁ?
と思いつつ、先へ進むと、砂浜の入り口に柵が置いてあってそこから先へは行けない様子。
何があったのかな?と近づいてみると、なんとそこから先の砂がなくなって崖みたいになっていた。
ここは以前はなだらかな砂の斜面になっていて、歩いて波打ち際の方まで行けたんですけどね。
台風で大きな波が砂を削って持って行ってしまったらしい。
写真では分かりにくいと思いますが、砂の崖の高さは2メートル近くあったと思います。
これじゃあ下に降りれないな、ということで、公民館の横の駐車場からぐるっと大回りして砂浜に出てみました。
砂がごっそり削られて垂直の壁の様になっちゃってました。
ここの海岸の南の端、つまりここと反対側のセブンイレブンの前の砂浜も砂山が削られていたけど、こっちの方がひどいわ。
さて、写真を撮り終えて、買い物をしようと魚屋さんの方へ行ったら、そっちの方は辺り一面砂だらけになっててビックリ。
魚屋さんで話を聞いたら、台風が静岡県を通りすぎた日の朝、海からの波が国道沿いの川をまるで津波のように逆上してきてそこらじゅうが水没したかのような状態だったらしい。
その波が砂を持ってきちゃって、最後の写真に写っている駐車場も砂だらけになったそうです。
その後、地元の人が人力で砂を運びだしたので、今はご覧の通り路面が見えていますが、川の砂は業者さんに重機にやってもらわないと、と言ってました。
あの日の台風が最も近づいた時間帯は、大潮の満潮だったので、いわゆる高潮に襲われたということなんです。
自然って怖いですね。