かなり激しい雨が降った昨晩から一夜明けて、今朝の白浜は9時過ぎからグレーの雲の間から青空が出てきたかな?と思ったら、ついには晴れてくれました。
昨日のあの天気の中、下田に来て泊まられた方にとっては、まさかのお天気でしたね。
桜家にお泊りのイギリス人のご家族も喜び勇んで海へ行きましたよ。
今日は10時過ぎに用事で出かけたついでに海の様子を見てきました。
国道を走っていると、海に一番近い白浜観光協会の駐車場は車でいっぱい。
砂浜はどうかな?と見てみると、今日はさすがに普段よりたくさん(?)の人が泳いでいましたよ。
日差しも真夏のそれでしたから、水に入ったら気持ち良かったことでしょう。・・・
反対側の白浜神社方面を見ると、遠くの波打ち際には泳いでいる人がわりといましたが、さすがにまだまだ少なかったですね。
この間から行われている砂浜の整備も、今日は日曜日だからでしょう、ショベルカーが浜の隅のほうで休んでいました。
ところで、桜家には外国人のお客様がたくさんいらっしゃるのですが、国によって行動パターンがわりと違うんですよ。
今日は、アメリカ人のご家族と香港からのカップルさんが泊まられているのですが、アメリカ人の方たちは明日は間違いなくビーチに行くようですが、香港からのカップルさんは、今晩1泊だけしたら、明日にはもう車で軽井沢へ行かれるそうです。
下田には夜到着したばかりなのに・・・?
昨日、香港から飛行機で日本に到着したこのお二人は、昨晩は都内で泊まり、レンタカーを借りて下田に来られたのですが、途中で富士山方面に行かれたため、下田に来るのが遅くなったようなのですが、それじゃぁ、明日はこの近辺で遊んだりするのかな?と思いきや、朝食が済んだらもう軽井沢方面に行くそうなんですね。
私の感覚では、せっかくこの時期に下田に、いや白浜に来たのに、海には行かないの?と思っちゃいます。
桜家には、欧米からのみではなく、香港や台湾からのお客様もけっこういらっしゃるのですが、台湾からの方々だって、夏に白浜に来ても、海なんかまったく興味がないのか、天城峠に行ったり、河津の七滝や西伊豆方面に行ったりされるんですね。
自分の国に帰れば、すぐ近くにいつでも泳げる海があるんでしょうか? それともあまり泳ぐという習慣がないのかな?
逆に、どんな時でもほとんど泳ぎに行っちゃうのが、北欧やカナダからのお客様です。
これは、普段、水温の低い海や湖なんかで泳いでいるからでしょう。 まだ水の冷たい4月でも、北風が肌寒い10月の終わりでさえ、平気で泳いじゃうんですよ。
昨日の朝チェックアウトされた東京在住のドイツ人のカップルさんがおっしゃっていました。
「日本人って、どうして7月と8月しか泳がないんだ? 晴れていれば、いつでも泳げるのに・・・。」
「ドイツでは、週末になると、みんな海や近くの湖に遊びに行くんですよ。」
と。
これってどうしてなんでしょうね?
私が思うに、日本では、
海に行くといったら夏休み。
夏休みは7月と8月だけ。
5月とか6月はまだ夏じゃないじゃん。
海開きしてないのに泳いでいいの?
9月に入ったら気分的にはもう秋。
だいたい、夏休みが終わったら子供達だって忙しいし。
普段の週末は、遠くまで出かける余裕も気力もないよ、連休ならまだしも。
土日とか、休みの日は寝るんだ。 睡眠不足の解消だよ。
ってところでしょうか?
「日本人は、とにかく親も子供も、だれもかれもが忙しいんですよ。」
とドイツ人のカップルさんに説明したら、
「それはよく理解できます。 電車の中でもみんな寝てますからね。」
とおっしゃってました。
ドイツと日本では、生活習慣も、余暇の過ごし方も、季節に対する感覚も違うんでしょうね。
ちなみに、白浜は9月の始めまではばっちり泳げますよ。
7月や8月に泳ぎに行けない人には特にお薦めです。