この植物、何だか分かりますか?
若芽なので、葉っぱが丸まっていてよく分かりませんよね。
これを見ただけで分かる人は、相当野草に詳しい方だと思います。
答えは、ボウフウ(防風)です。
・・・って、このブログのタイトルに書いてあるじゃん!(笑)
白浜では、海辺の砂地や海岸沿いでたくさん見かけるのですが、ずっと以前から食べてみようかなぁ?と思っていたので、昨日の午後、採りに行ってきたのでした。
このボウフウ、正式には「ハマボウフウ」と言うそうで、本来のボウフウ(防風)とは種類が少し違って、ボウフウは中国が原産だと書いてありました。
ハマボウフウは、明治時代から農家が野菜として栽培していて、八百屋の店頭には高級食材として並べられていたため、「八百屋防風」と呼ばれているらしい。へぇ~~!
料亭とかでは、お刺身の”つま”に使われることが多いんですよね。
で、食用としても、天ぷらやおひたし、酢味噌和えなどの料理に利用されているそうなので、我が家では、昨晩、おひたしで食べたのですが、これがなかなかイケル!
(我が家の子供たちには不評でした。苦みがあるから大人向きですね。)
味は「アシタバ」に似てるんですよ。
それもそのはず、どちらも植物的にはセリ科に属しているので、いわゆる仲間なんですね。
ただ、ボウフウの方がアシタバより少し柔らかい味がしました。
本来のボウフウのその根は解熱や鎮痛などの生薬として漢方に使われるんですって。
ハマボウフウも似たような効能とかがあるようで、ボウフウの代用として使われるとか。
アシタバは、その葉っぱに高い効能(便秘防止や利尿・高血圧予防・強壮作用)があり、ミネラルやビタミンなどの栄養も豊富なので人気がありますから、ボウフウの葉っぱも根っこほどではないにせよ、多少は良さそう。
今度は、天ぷらにして食べてみよう、絶対美味しいはず。
さて、2枚目は昨日の写真で、3枚目は今日の白浜です。
さっき、天気予報を見ていたら、今日は、全国的に青空が広がったところが多かったようですが、白浜は昨日から雲の多いお天気です。
しかも、今日は冷たい北東の風で少し寒かった。
明日の予報は晴れ。
少しは暖かくなるかなぁ?