只今の時間は午後11時50分。
外では雨が降っています。少し前までは大ぶりの雨でしたが、ちょっと収まってきたかな。
明日は晴れる予報ですが。。。
今日の写真は昨日の海の様子です。
昨日は台風のうねりの関係で白浜は遊泳注意でしたが、吉佐美や多々戸などは遊泳禁止だったようです。
そんなに波が高かったのかなぁ?
白浜は大したことなかったような。。。
さて、昨晩はメールチェックを済ませた後、選挙の結果が気になってあれこれ見ていたのですが、気がついたらすでに夜中の2時を回り、ブログのことはすっかり忘れてました。(笑)
今年の4月に山本太郎さんが新しく団体を立ち上げてから、ずっと見てきました。
公示の直前になって2億5千万円ほどの寄付金が集まったことを受けて10人を擁立することになり、世間的には無名だけど、個性あふれる、しかも豊富な人生経験を持ち合わせた素晴らしい人たちが立候補するのを見て、驚くと同時に感激し、毎日応援してきました。
(最終的には、というか現在のところ、寄付金の額が4億を超えたそうです。これすべて3万人を超える個人からの寄付金だそうですから、すごいですよね。)
結果は、代表の山本太郎さんは落選しましたが、特別枠の2人が当選!
しかもこのお二人は重度の障害を持った方々で、ALSという病気を持っている人が国会議員になるのは世界でも初めてらしいですね。
さらに、獲得票数が全体の2%を軽く越えて(実際には驚愕の9.8%以上!) 政党要件を満たした ということで、今後は政党として国会に出れるようになったことは最高に素晴らしい結果だったと思います。
4月に山本太郎さんが一人で立ち上げた 「れいわ新選組」 ですが、 今回の選挙中は、テレビや新聞などほぼすべての大手のメディアに無視されてきました。(唯一、東京新聞だけ(?)が投票の前日に大きな記事を載せてくれましたが。)
話によると、政権与党は他の野党のことは眼中になく、唯一、この 「れいわ新選組」を恐れ、神経をとがらせていた様です。
そんな訳で、大手のメディアに報道されることのない状況でしたが、今回、立候補した皆さんは、障害者の方を始め、元コンビニオーナー、赤ちゃんを抱えながらホームレスを経験したシングルマザー、創価学会員だけど公明党と戦っている人など、それぞれがそれぞれの社会の当事者であり、これまでの既存の政党に属さない、エリートでもない、わたしたちと同じ普通の一般市民なんですよね。(だからすっごく親近感が沸くんです!)
そんな普通の人たちが訴える、その実体験から来る熱い思いが、この国の将来に不安を抱え、未来に展望が持てない人たちの共感を呼び、結果的に全国で200万票を越える得票につながったようです。
私もずっとワクワクしながら選挙戦を見ていました。
山本太郎さん自身は、今回、特別枠を利用したため、比例の3位ということになってしまった、というより敢えてそれに挑戦した結果、落選はしましたが、比例の候補者としては過去最高の90万票を越える得票だったそうです。( 「れいわ新選組」 の獲得票の総数は驚異の228万票!)
どこかの政党みたいに、党の代表が比例の1位で当選するのとは違って、敢えて自分が当選する確率がかなり低くなる状況に自分を追い込む、という山本さんその姿勢に共感する人が数多くいた結果だと思います。
国会議員ではなくなった山本太郎さん、今後は政党の代表として活動をされます。
が、今まで無視をしてきたテレビなどの大手のメディア(伝えたいと思っていた現場の取材班も上司には逆らえないのが現実。)は、今回の選挙結果を受けて政党となった 「れいわ新選組」 を取り上げざるを得ない状況となりました。
つまり、これで、今まではその存在さえ知らなかった人たち(あのタレント上りが何してる?みたいに思っていた人たちも含めて)に、テレビの画面を通して山本さんのその素晴らしい人間性(いやぁ、本当に良い漢なんですよ。澄んだ良い目をしてる。面構えが、笑顔が、本当に素敵♪)を見てもらえるようになり、また、直接その思いを世間に広く訴えることが可能になったということなんです。
例えば、NHKとかの党首討論とか。
実は、これが今回の選挙は大成功だった、と言える理由の一つです。
是非、テレビの画面上で「消費税ゼロ」を声を大きくして言って欲しい。
(税収の未納のうち消費税がなんと60%だとか。そのほとんどが中小零細企業だそうです。桜家さんは消費税は払ってますけど、相当苦しめられています。)
そして 「消費税ゼロ」 は決して不可能ではないこと。
その 「消費税ゼロ」 から来る 足りない財源は「あるところから取れ!」というその方針と、財源を確保するための実現可能な税制改革を日本中に広めて訴えて欲しいと思います。 (実際、消費税が導入される前は、消費税がなくても法人税や所得税で十分足りてたんだから。)
そして何より、障害者(現在はぴんぴんしていても、誰もがいずれは寝たきりになるか、介護が必要になるか、ですよね?)を始め、生活に困窮している人々(誰だって、いつどんな災難が起きるかもしれない)、大きな奨学金を抱えながら毎日の生活に必死な若い人たち(現在、奨学金を受け取っている人と払っている人の総数は550万人。で、その利子は年間350億円だそうです。これってまるっきり学生ローンじゃん)、などの人々が本当の意味で安心して暮らせる生活を取り戻すための政策、今までの誰かみたいに、口先で言うだけではない本物の政策をテレビで大きな声で訴えてほしい。
今は苦しんでいる人も、いつかみんなが笑顔で暮らせるように。
多様性、縄文人が昔は普通に持っていた、そういった精神をみんなが思い出せるように。。。
あぁ、早く、山本太郎さんが テレビで 既存の政党にガンガンぶつかっていくところを見てみたいなぁ!(ワクワク♪)
次は恐らく衆議院の選挙。
今回の選挙では、実は与党はいずれも得票数が前回より大きく減っています。
今まで組織票を動員することで選挙に勝ち続けてきた与党。
この組織の人たちは自分たちの巨大な利権と利益に直接つながるので、雨が降ろうが槍が降ろうが必ず選挙に行く(行かされる?)そうです。
ところが、票数が落ちた。それもかなり落ちた。
これは、世の中の真実に目覚めた人が増え、これまでとは違った動きをするようになっているのではと考えています。
つまり、これまでの既得権益にしがみついてきた政権や国会議員たちを、私達国民一人一人の力を合わせることで倒せる可能性が大きく広がったと言えるのが今回の選挙結果では、と思います。
これまで見せられてきた「茶番」とも言える国会審議。
反論する「姿勢」だけ?の野党。
だから、面白くもなんともない、まったくもってつまらない国会中継。
だから、関心を持つ人が少ない。
でも、これからは、既存の勢力と新しい勢力が本当の意味で「戦う国会」が見れるようになるかもしれません。
そしてもうひとつ。
今どきの国会議員はぁ、なんてことを書きましたが、実は、与党の中にも野党の中にも骨のある頑張っている政治家の皆さんがいるそうです。でも、政党のトップの意向には逆らえない。なぜなら、今までは政党の公認がないと選挙で勝てなかったから。
でも、今回の「 れいわ新選組」 のような、国民が国民の力で政治家を押し上げる動きが更に大きくなれば、そんな人たちも「戦う国会」に本気で挑んでくれるようになるかもしれません。
これは日本だけのことではなく、すでに世界中でその動きが始まっているようです。。。。。
あ、長々と書いてしまいました。
本来、このブログでは政治関係のことはあまり書かないようにしているのですが、今回はその結果がすっごく嬉しかったし、日本の中にも新しい動きが出てきたのが嬉しくて、ついつい書いてしまいました。
これから益々、政治が、選挙が、面白くなりますよ♪
みんなで楽しみましょう!(ドキドキ、ワクワクが止まらな~い♪)