お客様がチェックアウトされた後、客室の掃除をしていたら、勇輝が若女将におんぶされてやってきた。
どうやら暇をもてあましてぐずっていたらしい。
「じゃぁ、掃除が終わったら海に行くか!」
と言うと、途端に上機嫌になる勇輝。
それから1時間ほど、私が掃除をしている間じゅう、後ろをくっついて回る勇輝。
「あとどれくらい?」
「あとねぇ、こことあそこと4つやったらおしまいだよ。」
と言うと、小さな手の指を4本立てて、
「あと、これだけ?」
と確認をするのでした。・・・
今日の白浜は、早朝は曇っていたものの、その後は晴れてくれました。 ただ、風が冷たくて・・・。
昨日から泊まられていたお客様がチェックアウトされた後、客室の掃除をしてから勇輝と買い物に行ってきました。
で、例によって、海に行ってきたのですが、今日の風は西風。 といっても、ずっと吹きっぱなしというわけではなかったのですが、だいたい5分おきぐらいに突然強風が吹くんですよ。
「天気が良くて気持ちいいなぁ。」なんて、勇輝と二人で砂浜にいると、その強風が砂を巻き上げてきて、まるで砂嵐みたいに襲ってくるんです、目なんて開けていられないほど。
さすがに、これには二人とも参ってしまって、早々に退散したのでした。
ところで、昨日お泊りになったお客様ですが、・・・
春休みに入って数日が過ぎ、宿題のない光里がブツブツ言い始めた。
朱里はと言うと、今日から春休みの部活が始まり、お昼過ぎに帰ってきたかと思ったら、近所の友達と遊んでいるので、遊び相手のいない光里はやることがないみたいで。
外では、こちらもまた暇をもてあましている勇輝がお母さんと一緒に遊んでいたのですが、というか、勇輝が一人で遊ぶのを見ていたようなのですが、やっぱりそれではつまらないらしく、何があったのか、突然泣き始めた。
「仕方ないなぁ。 海にでも連れて行くか。」
と、光里を誘って、勇輝と3人で海に行くことにした。・・・
5年生の光里は来年が卒業です。
ということで、お昼前には学校から帰ってきた光里が、
「友達の家に遊びに行く。」
というので、車で送っていくついでに勇輝と二人で海の様子を見に行ってきました。
今日の白浜は曇り。
というか、”曇り同時に晴れ”かな? お昼前後は空を覆いつくしている雲の隙間から時々太陽が顔を覗かせる程度でしたが、午後になって晴れ間が広がってきました。
海はというと、このところずっとそうですが、波がないですねぇ。・・・
昼間はいろいろと仕事をしていたのですが、勇輝があまりにも暇そうにしていたので、学校帰りの光里を迎えに行く前に海へ遊びに行くことにしました。
今日も白浜の海はきれいでしたよ。 青く輝いていました。
さて、砂浜で勇輝と歩いていたら、勇輝がいきなり走り出した!
目的はこれ。 白浜大浜海岸には、秋から春にかけて、北東からの風に砂が飛ばされないように「砂防の柵」が設置されているのですが、その風がこんな大きな穴を作っているんですね。・・・
昨日お泊まりのお客様が、朝食のためダイニングに来られて、
「部屋にいたらウグイスの声が聞こえましたよ!」
と言われました。
そんな話を若女将にしたら、「そういえばさっき声が聞こえたよ。今年初めて聞いた気がする!」ですって。
ということは、今朝が今年のウグイスの初鳴きだったんだ!・・・